腰痛・坐骨神経痛・関節リウマチなど、どの疾患であろうが痛みは耐え難いもの。鎮痛剤を服用したくなる気持ちもお察しできます。ただ、常用していると身体にとっては負担になります。その点、植物などで構成されている漢方薬は身体に優しく、体質に合ったものを服用
すれば早く効いてきます。
漢方では、痛みは「不通則痛」・「不栄則痛」の2種類で考えます。
前者は、「気」の通りが悪くて滞って痛みがでて、後者は「血」すなわち栄養が足りなくて痛みがでるパターンです。
慢性腰痛のかたは、この時期、血流が悪く痛みが出やすくなるものです。
従って、活血剤、あるいは、むくみもあるかたには利水剤も配合した漢方で「気血」の巡りを早くつけていけばすぐに痛みは消えていきます。
#漢方
#腰痛
慢性腰痛・ヘパーデン結節(70歳・女性)
3年前から腰痛に悩まされ、病院の鎮痛剤で対応されてきたが胃の調子が悪くなり、整体やご自身で漢方を選んで対応されてきたものの一向に改善せず、当局に来店。
むくみもありヘパーデン結節もあったので利水剤も配合した活血・補血剤で一ヶ月様子をみてもらったら、初日から調子よくなり、飲み終えたころには痛みはほぼ消失。
ただ、-漢方が効いて症状が出ないだけで、治っているわけではない-とお伝えして、継続していただいた。
二ヶ月目、しびれ・こむら返り・不眠がもともとあり、さらに舌診もあわせて総合的に勘案すると、漢方でいう血が薄い状態と判断し、この状態も痛みに加担するので、同予算内でさらに補血剤も併せてしばらく服用していただいた。
結果として、痛みに関して気にならなくなり三カ月ほどで漢方薬を卒業された。
Comentarios