アトピー性皮膚炎や蕁麻疹など強いかゆみを伴う湿疹・皮膚炎のお悩みの方も多いのではないでしょうか。カサカサタイプや熱感のある赤い湿疹など症状は人それぞれですが、時に眠れないほどの痒みになることもありとてもつらい症状です。
皮膚という体の表面に現れる症状のため、つい症状だけに意識が向いてステロイド軟膏や保湿剤など外側からの対症療法に固執しがちですが、漢方では皮膚の症状も体の内側から出てくるものと考えます。
『食が血となり肉となる』という言葉の通り、食生活の乱れ・腸内環境の悪化が『血』の質を低下させ、皮膚の炎症へとつながるのです。
これは見方を変えれば体内の毒素が逃げ場を失って湿疹という形で皮膚から排出されているとも考えられます。これを軟膏で抑え込もうとするのは、臭い物に蓋をするだけで根本的な解決・改善につながらないのは自明です。
漢方で体質改善、特に『血』の改善を目指していくと、時に驚くほど早く症状が消失していくことがあります。
頑固な痒みにお悩みでしたら、漢方で内側からの改善を目指してみませんか?
強いかゆみが1週間で!!(70代女性)
・全身に赤く虫刺されのような湿疹
・痒みが強くて眠れない
・入浴したり布団に入り身体が温まると悪化する
痒み止めの軟膏を塗っても一向に改善が見られず、藁をもつかむ思いで半ば駆け込むようにご来局された。
赤みや痒みが非常に強く早期の改善を望まれていたため、漢方薬の本来の形態である煎じ薬で清熱解毒の処方と血の質の改善を目指せる漢方食品をお飲みいただいた。
1週間後に「痒みがなくなり眠れるようになった」「うれしい」と喜びのご報告をくださった。
その後はたまに1か所くらい湿疹が出ることはあるが、煎じ薬と漢方食品をマイペースに服用しながら体調を維持している。
痛みは我慢できるが、痒みは我慢できない!と言われることも多いが、眠れないほどの痒みが早期に改善してとても喜んでいただけた事例であった。
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